ずっとヘアカラーしてたけど、そろそろ地毛っぽい雰囲気に戻したい!
仕事やイベントごとなどで色を落ち着かせないといけない!など、
ずっとヘアカラーをしていたけど地毛色にカラーしたい時ってどんなオーダーをすればいいのでしょうか?
美容師さんを前にするとうまく伝えられない方や、暗くなりすぎたくないなど、なにか要望がある場合など、なるべくわかりやすく伝えられるようにする方法をお話していきたいと思います。

自然な地毛の色にしたいな。真っ黒とか赤っぽいのは嫌!

地毛の色。と言ってもただ黒に染めただけでは自然じゃないですよね!美容師さんに要望はしっかり伝えましょう!
地毛風カラーは可能?
地毛風カラーといっても実際は地毛ではありません。
カラーリングで地毛と大差ないくらいでなじませて染めることを言いますが、どれくらい色持ちするのか、すぐ別な色に染め直せるか、など気になりませんか?
地毛風カラーをする際の気になるあれこれを解説していきます。

ちゃんと染まるの?
はい!染まります。 ただし美容室で美容師さんと相談した上で地毛風カラーに染めることをおすすめ します。
地毛風カラーにしたい方は、いわゆるトーンダウンをしたい方だと思います。
そこで、市販でも売っているカラー剤やネットで買ったカラー剤で染めることも可能かもしれません。
ですが、 適切な色味であったり現状の髪のダメージ具合など把握している美容師さんにお願いした方がより自然でキレイな地毛風カラーに染めることができます。
自身で染める場合、市販の強いカラー剤を使う、間違ってしまった時にやり直さなければならなかったり、気に入らなかったりした場合に染め直しなどをして髪に大きな負担がかかってしまいます。
地毛風のカラーにするために髪を傷めてしまっては日々のストレスになってしまうので、キレイに染めて快適に過ごせるようにしましょう。
色持ちはどれくらい?
地毛風カラーの色持ちは、通常1〜2ヶ月程度です。
ダークブラウン(濃いこげ茶)などの日本人の地毛に近い色は、色素濃いため色落ちしづらい傾向があります。
例えば、、
- ブリーチの有無
- ブリーチなしの場合:1〜2ヶ月ほど持ち、その後ほんのり暖色系に変化します。
- ブリーチありの場合:2週間〜1ヶ月で色が変化し始め、ベージュ系になっていきます。
- 色の明るさ:
- 暗めのトーン(5〜8トーン):12トーンの明るい色に比べて2倍以上の持続性があります。
- 明るいトーン(12トーン程度):約2週間ほどで色落ちが目立ち始めます。
- カラーの種類:
- 黒髪ヘアカラー:1〜1.5ヶ月程度で少しずつ色落ちします。
- 暗髪カラー:通常のカラーよりも色持ちが良く、根元の伸びも目立ちにくいです。
注意してほしいのは、地毛風カラーは基本トーンダウンとなるためすぐに明るくしたいなどのカラーには向いていません。
物理的に明るくしずらいです。
暗めの色を入れると抜けずらい、脱色剤などを使うことで抜くこともできますが、負担が大きくかかりダメージに繋がります。
地毛風カラーにする際は、そういったことも含め美容師さんと相談すると良いでしょう。
カラー後のケア方法は?
地毛風カラーの色落ちを防ぎ、ケアの方法には以下のようなものがあります。
- シャンプーの選びと使用方法
- 洗浄力の弱いアミノ酸系シャンプーを使用する。
- カラーシャンプーを週に数回使用して色素を補う。
- シャンプー時のお湯の温度を38度前後のぬるめに保つ。
- ヘアケア習慣:
- カラー直後最低24時間はシャンプーを控える。
- トリートメントを定期的にして髪のダメージをおさえながら栄養を補う。
- 入浴時は髪を湯船に浸けないようにする。
- 熱と紫外線対策:
- ドライヤーやヘアアイロンの使用を控えめにし、温度を低めに設定する。
- 髪用の日焼け止めを使用し、紫外線から髪を守る。
- カラーリング方法:
- 弱酸性カラーを選択する。
- 少し暗めのトーンを選び、ブラウン系を混ぜることで色持ちを良くする。
- 2ヶ月前後に一度のペースで同じ色味でカラーを重ねる。
これらの方法を組み合わせることで、地毛風カラーの色持ちを改善し、キレイな髪色を長く楽しむことができます。
髪の毛をトゥルントゥルンにする方法とは?おうちケアと美容室ケアの違いは?

地毛風カラーの美容室での頼み方
地毛風カラーを美容室で頼む際は、以下のポイントを押さえて伝えましょう。
- 「地毛風カラーにしたい」と明確に伝える
- 希望する明るさと色味を具体的に説明する
- 透明感や柔らかさを出したい場合はきちんと伝える
- 赤みやオレンジ味を抑えたい場合は事前に伝える
- 職場の規定がある場合は、その旨を伝える
上記の内容を含めた頼み方だと、、
「地毛風カラーにしたいのですが、暗めで自然な感じにしたいです。赤みやオレンジ味は抑えて、透明感のある柔らかい印象にしてほしいです。職場の規定で派手すぎないようにする必要があるので、そのあたりも考慮してもらえますか?」
また、イメージに近い画像があれば、それを見せながら「このような感じにしたい」と伝えるのも効果的です。
地毛風カラーは黒染めとは異なり、補色を使って赤みやオレンジ味を打ち消しながら暗くするため、透明感や柔らかさが出ます。
これにより、自然な印象を保ちつつ、おしゃれな雰囲気を演出することができます。
最後に、美容師さんに「自身の理想」を詳しく伝えることが大切です。
メニューを指定するのではなく、どのような仕上がりを希望するかを具体的に説明することで、美容師さんは適切な施術方法を提案できます。
地毛風カラーと黒染めの違い
地毛風カラーと黒染めにはどのような違いがあるのでしょうか。
- 色味と透明感
- 地毛風カラー: 赤みやオレンジ味を抑え、透明感と柔らかさのある仕上がりになりやすい。
- 黒染め: 青黒く見える場合があり、透明感が少ない。
- 色素の構成
- 地毛風カラー: 元の色に対して補色を加えながら暗くする。
- 黒染め: シアン(青)、マゼンダ(赤)、イエロー(黄)の3色で構成される。
- 次のカラーリングへの影響
- 地毛風カラー: 次回のカラーチェンジが比較的(負担はかかる)やりやすい。
- 黒染め: 次回のカラーチェンジが困難で、脱染・脱色が必要。
- 色持ち
- 地毛風カラー: 色落ちが比較的早い。
- 黒染め: 色落ちしにくく、長持ちする。
- 仕上がりの印象
- 地毛風カラー: 自然な印象で、おしゃれな雰囲気を出しやすい。
- 黒染め: 印象が変わりやすい、や染めた感の印象になることがある。
地毛風カラーは、職場の髪色規定がある方や、暗めの色でもおしゃれを楽しみたい方に適しています。一方、黒染めは長期間カラーリングを避けたい場合に選択されることがあります。
まとめ
地毛風カラーについての気になる点は解決しましたか?
おしゃれ感やより自然な雰囲気で楽しみたい方は、美容室で黒染め、と言わずに地毛風カラーのオーダーをしてみてください。
あくまでもカラーリングですので、髪をきれいに保つためにおうちでのケアも忘れずにおこないましょう。
きれいな髪を保ちつつ、ヘアカラーを楽しんでみましょう☆
最後までお読みいただきありがとうございました♪