髪が伸びてくるとひっかかりが気になることはないでしょうか。
ブラシを入れた時にひっかかりがでて痛みを感じたり、ひどい時は絡んでほどけなくなった経験がある方もいると思います。
髪が長くなり、ロングヘアの方がひっかかりやすいのでしょうか?
原因や対策についてお伝えしていきたいと思います。

髪が伸びてひっかかってつらい!特に毛先がからみます!

ひっかかりの原因はいくつか考えられます!原因や対策がわかるとラクになりますよ!
髪のひっかかりの原因
髪のひっかかりや絡みには原因があるのでしょうか?
ショートやミディアムに比べるとロングヘアの方が絡みやすいのはどうしてでしょうか。
いくつかの原因があるのでお伝えしていきます!
カラーやパーマによるダメージ
カラーやパーマでダメージを受けた毛はひっかかりが出やすいです。
個人差はあるのですが、薬剤施術した毛質はキューティクルが開きやすくなり、栄養分がぬけやすい状態となります。
そうすると、乾燥しやすくハリコシが弱い毛質となり一本一本の毛が絡みやすくなってしまいます。
カラーやパーマのあとはできる限りおうちケアをして負担を減らすように心がけましょう。
髪の乾燥
髪が乾燥するとパサついたり、静電気が発生してひっかかりや絡みに繋がります。
ドライヤーをする際の乾かしすぎも乾燥につながるので気を付けましょう。
髪の静電気についてはコチラ

ヘアアイロンによる熱のダメージ
ヘアアイロンはショートからロングの方までまで幅広く使われるアイテムとなっています。
ひっかかりの原因となるのは熱のダメージ。
日常的に使う方は特に熱のダメージを受けやすい傾向にあります。
一般的にスタイリングのためのアイロンは表面を整えたり、毛先に動きをつけたり、などが主な使い道かと思います。
特に毛先のスタイリングにはこだわる方も多いのではないでしょうか。
そうなると、毛先に対して熱の負荷がかかり続け、ダメージしてしまいます。
ショートやボブスタイルの方はカットをする頻度も多く毛先は比較的安定状態がキープしやすいですが、ロングの方は熱のダメージを蓄積しやすい傾向にあります。
ロングヘアの方が毛先のひっかかりや絡みやすさは出やすいといえるかもしれません。
枕、タオル、紫外線などの外的ダメージ
外的なダメージの蓄積もひっかかりや絡みにつながります。
睡眠時の際、枕に毛がこすれて、摩擦がおきて毛が絡んだり、折れたりする可能性があります。
お風呂上がりのタオルドライの際も同じく、ゴシゴシこすりすぎてキューティクルを傷つけてしまい、ダメージにつながります。
また、紫外線を浴びすぎると髪が酸化しやすくなり、毛自体が弱ってしまい絡みやすさが出やい状況を作ってしまいます。
ひっかかりや絡みを減らす対策方法
原因をみていくと、髪が長くても短くても注意は必要ですが、ロングヘアの方がリスクは高いといえるでしょう。
ロングヘアでもひっかかりや絡みを減らして快適に過ごす方法はあるのでしょうか?
対策やケア方法についてお伝えしていきます。
ブラッシング
ブラッシングはとても大切なケア方法となります。
タイミングも大切となるので下記のタイミング参考にブラッシングをおこなっていきましょう。
- シャンプー前にブラッシングをする(絡んでいる毛先から徐々に頭皮に向かってとかしましょう)
- トリートメントをつけた後、そのまま全体にコーミング(目の粗いコームかブラシ)
- ドライヤー前にオイルなどをつけ、目の粗いブラシかコームでとく
ドライヤー後は状況によりますが、からみやひっかかりを感じた場合は軽めにブラッシングをしてしあげましょう。
ドライヤー後は髪が乾燥していることが多くブラッシングをすると摩擦がおきやすい傾向にあるので、なるべくドライヤーをした後はブラッシングの必要がないように仕上げることが目標となります。
ブラッシングする際も乾いた状態にうすくオイルやヘアミルクなどをつけて摩擦対策しながらやさしくブラッシングをするようにしましょう。
ドライヤーのかけ方の工夫
ドライヤーのかけ方を少し工夫するだけでも髪の絡みやひっかかりは軽減します。
ドライヤーのスタートは全体に大きく乾かしていきます。
全体が7~8割乾いてきたら、ドライヤーの風が下にいくように角度を変えましょう。
キューティクルを閉じるようなイメージで下に下に乾かします。
そうすることで、ツヤが出やすくなり、パサつきやバサバサ感を感じることなく仕上げることができます。
日頃からダメージ対策をする
カラーやパーマをしている方、日頃からアイロンを使っている方は特に気を付けたいところです。
おうちケアとしておこなっていただきたいのは、トリートメントやトリートメントマスクは必須となります。
ダメージしている部分は髪の栄養分が少なくなっていたり、抜けやすくなっているので日頃からトリートメント対策をする必要があります。
ダメージや乾燥を強く感じる時は美容室で内部的、外部的にしっかりとトリートメントをしてメンテナンスすることも大切です。
また、オイルケアも重要です。
乾燥や摩擦はひっかかりや絡みの原因となるので、なるべく乾燥や摩擦を減らすためにこまめにオイルはつけるようにしましょう。
ヘアミルクは水分が多く揮発しやすいので、ドライヤー前にはおすすめですがスタイリングや乾燥対策で使うのはオイルが良いでしょう。
まとめ
髪のひっかかりや絡みはダメージの蓄積によって悪化しやすいことがわかりました。
もし、突然髪が絡んで困った時は焦らず手順を踏んで対処しましょう。
基本的には毛先から少しずつ目の粗いブラシでとかしていき(何もない時は手ぐしでゆっくり)ほどきましょう。
その後はトリートメントやオイルでしっかり保湿をして絡みずらい状態を維持できるようにケアをしていきましょう。
それを続けていくことで少しずつダメージが減り、全体的に健康的な毛質に近づいていけるのではないかと思います。
ひっかかりや絡みのストレスから解放されて、快適なロングヘア生活を送れることを願っております☆